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●会報しらやまNo85 2010年2月発行

銀杏峯から見た白山

この写真は、白山を福井県の銀杏峯から遠望したものです。
加賀の白山と呼ばれていますが、福井県にも白山の展望に優れた山はたくさんありますし、平野部からでも美しく望まれます。
金沢あたりからの白山は、どちらかというと荒々しい姿をしています。視点場を福井方面へ移動するにつれて、いったん野暮ったい雰囲気になりますが加賀市あたりでは端正で繊細な姿に変わります。さらに三国、福井市と移動するにつれてボリュームを増し、やさしくゆったりとした姿に変わっていきます。
そのどれもが白山の正しい姿なのです。
写真・文 木村芳文(写真家・当会事務局員)


目次

2010年 2つの話題に思う  事務局長 深田和人
中飯場への新登山道調査の記  事務局
20周年記念1泊研修会  実行委員長 渡辺 満 
「平成18年豪雪」時の記憶  小川弘司(石川県自然保護課)
白山高山帯・亜高山帯での事業が植物に及ぼす影響とは?調査の概要  清水孝彰
山路きて カタクリ  運営委員 山田博子
環境について考える25 2010年は「生物多様性年」  会員 三津野真澄
カンパありがとう
みんなの声 私の声
事務局短信
でかけてみませんか


2010年 2つの話題に思う
事務局長 深田和人

年末年始、久しぶりにまとまった積雪でした。温暖な冬が続く近年、“車の発掘”は何年かに1度のこと、それも1シーズン多くて2、3回ではないでしょうか。子どもの頃、学校のグラウンドに胸まで積もった雪を思うと、隔世の感があります。
金沢の街中にイノシシが出没、警官が発砲射殺という事件(?)がありました。イノシシはもともと南方系の動物で、脚が短いので雪の多い地域には生息できません。ここのところの積雪量の減少で分布域を広げていましたが、急なドカ雪によって居場所・エサを求めて市街地に現れたのではないかと思っています。数年前のツキノワグマ同様、今年はイノシシが多数出没かと思っていたら、いまのところ続編はありません。雪が一段落したことと関係があるのかないのか。文献によると、江戸時代には県内にも生息していたみたいで、イノシシを防ぐための垣根を作っていたとか。明治大正に一度絶滅したそうで、理由は何か調べてみたいですね。
佐渡からトキが移されてきました。本州最後のトキ生息地での分散飼育、将来的には野山に舞うトキを願っている方は多いかと思われます。私個人としては、放鳥についての確固たる考え(良いとも悪いとも)は持ち合わせていません。種の保存という意味からすれば、籠の中の鳥で充分な気もします。籠の中で増えすぎて困るから野外に放すのかな。放鳥について御意見お持ちの方、機会があれば御教授お願いします。対馬にキタタキという大形のキツツキが生息していました。最後の記録から100年ほどになりますので、絶滅したと思われます。キタタキそのものは、朝鮮半島には生息していますが、連れてきて対馬に放鳥という話は聞きません。
イノシシが戻ってきたのは、人間の営みによって環境が以前と同じようになったからではなのでは。トキが安心して暮らせるためには、以前と同じような環境にしなければならないのでは。そのために、人間はどんな営みをすればよいのでしょう。頭の中がグルグル回っています。



中飯場への新登山道調査の記
事務局

2009年秋、白山に紅葉を楽しみに出かけた会員から「怖かった」とメールが来た。新しく造られた登山道がいかにも急で、人工的で、危険を感じたという。  
2006年、旧道で崩落があり、20年はもつガッチリした構造の登山道を新しく尾根に取り付けると県は判断し、翌年夏、工事が始まった。上部から覗くと崖下の工事現場が見えないほどの急斜面である。
2008年、一旦仕上がったが、開通早々、転落者が出たと、麓のN旅館から県へ連絡があった。翌年、一部拡幅工事をし、9月下旬に完成、旧道は立ち入り禁止とした。
会員からのメールは、完成したばかりの新登山道に関する感想だった。

2009年12月10日、調査は白山の自然を考える会から4名、県自然保護課から3名、環境省からは、地元白峰事務所1名、名古屋から2名が参加、総勢10名からなる本格的なものとなった。名古屋には環境省の中部地方環境事務所が置かれ、中部地方の国立公園の保全整備に関し、最終責任を持つという。
実は新登山道工事の予算・監修は環境省、県は委託を受けて工事を実施するという構図であり、この分担スタイルはここ何年か続くらしい。私たちはこの構図のどこかで「環境保全」から外れた「工事」が起こらないか注視する必要がある。

現場へ進む。
別当出合の吊橋から歩いて10分余、谷沿いにジグザグ登行する旧道とわかれて、石で組み固められた新道が出現する。
①道幅が狭く、きわめて急斜面である。狭いところは3メートル余か?交差するには狭く、ストックやザックが触れたりすればよろけて転落の危険があり、転落は2~5メートルに及ぶかもしれない急斜面である。
踏み代(階段一段の踏み幅)が狭く、規則正しすぎる石組みが、延々と180メートルは続いている。踏み代は狭く、余裕が無い為、登るときは左右交互に、いわば強制的に足を出さざるを得ず、下るときは爪先が石段からはみ出す不安定さを伴い、つんのめる危険性が強い。
狭く急な尾根には、木々の茂りが疎らで、石の登山道だけが人工的に浮き上がっている。一息つける休憩ポイントもない。

どんな登山道にも、自然を切り開いた人口臭は拭えないものだが、それでも旧道には木々が豊かに茂り、木陰を提供し、足元に水が流れ、オオウバユリが季節には甘い芳香を漂わせる、いわば、中飯場の豊かな水場にたどり着くまでの足慣らしにふさわしい道だったと思えるのだが・・・。この旧道は県が主張するほど、落石の多い危険な道なのだろうか。
花の名山として名高い白山は、古来、信仰の山でもあって、夏には大勢の登山者で賑わう。小さな幼児もいれば、高齢者もいる。彼らの安全は果たして守られるのか?
夏のシーズンが到来する前に対策を講じてほしいと、県に交渉中である。
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20周年記念1泊研修会
実行委員長 渡辺 満 

11月14日、当会発足20周年記念事業の一環として、旧白峰村御前荘ロッジにて1泊研修会が開かれました。
当会参与の山口一男さんを講師にお招きして「白峰地区の活性化」の講演をしていただきました。参加者は8名。少人数ですが、とり鍋を囲みながらのトークインです。
「私は山口グチオです。というほど白峰地区の活性化を思うと愚痴が出ます。」と始まりました。最盛時には旧白峰村は2800人の人口を擁する町だった。天領としての独自の文化圏を構成していた町だった。ところが今は800人、このままでは自立した集落としての限界人口が見えてくる。特に合併後は地区として独自の手が打ちにくい。とのことでした。
15年ほど前、当時、当会の会長であった高橋治さんが「山は山らしく、町は町らしく」という講演をされたことをオーバーラップしながら聞きました。
車社会の波とそれに伴う道路整備は、全国の僻地から若い人を都会に流出させ、農林業政策のウルグアイラウンドに対する無策が、全国の農林業を破壊し、目立つ対策といえば広域基幹農道、基幹林道など、やはり道路整備だったのです。そして87年のリゾート法の成立後、民間活力の導入といった掛け声とともに、スキー場開発、ゴルフ場開発だったのですが、バブル崩壊後にそのつけが小規模自治体の財政を逼迫させ、合併せざるを得ない状況に追い込まれていったのです。白峰地区はまさにその標本のようなものだと感じました。
農林業従事者に対するデカップリング政策(所得保障政策)の充実により農山村の人口を保持しなければいけないし、また白峰地区については、白山を開発の手から守り抜くことによって、白山の自然の相対的価値が高まることによる魅力の増大が、将来の白峰地区を救うことになると確信します。
翌日は、当会が取得したトラストの森を境界の確認のために尾根まで歩きました。炭焼き小屋跡のあたりにはテントくらいは張れそうです。
前日のトークインで、トラスト用地といっているが、トラストの意味は開発から護るというものなので、開発計画のない場所なのでトラスト用地というのはおかしい、という意見がありました。確かに私もそのように思うので「どんぐりの森づくり用地」みたいに名称を変えてもよいかな?とも思います。



「平成18年豪雪」時の記憶
小川弘司(石川県自然保護課)

今年の冬は、雪の多い年となっています。これまでの所、石川県内の多くの観測地点で平年の雪の降雪量を上回っています。白山麓のスキー場はこの雪で一安心である半面、雪の影響で交通機関に支障が出たり、除雪費が予算オーバーしたり、能登でも今年は雪が多いようです。白山麓では屋根の雪おろしにも追われて大変なようです。
このように雪が多い年となると思いだされるのは、もう4年前になってしまった「平成18年豪雪」のことです。この年は12月の半ばごろから雪が降り、県内でも建物の損壊のほか雪おろし作業による死傷事故も発生しました。
その頃私は里山調査の一環で白山麓の旧鳥越村の集落で土地利用の変遷や昔の暮らしを調べていました。土地利用の状況や聞取りのためにたびたび現地を訪れていました。そのうちの一つの集落で雪による事故が発生しました。一人暮らしの93歳のおばあさんの家が屋根に積もった雪の重みでつぶれてしまい、そのおばあさんとその日、おばあさんのために夕食を作りに来た娘さん(71歳)が雪の下敷きになり、亡くなったのでした。亡くなったおばあさんは、家の前で何度か見かけた、あのおばさんでした。
その年の雪は、大雪は大雪であったのですが過去の豪雪時よりも多いわけではなく、12月に積もった雪がその後の雨や気温上昇によって、硬く重くなっていました。その雪の上に新たな降雪があった時に、屋根が損壊してしまったのでした。
このような雪の特徴に原因があったわけですが、そもそも屋根の雪降ろしがそれまでできなかったということも問題でした。屋根が損壊した日の積雪深は、近くの白山吉野の気象データでは158cmとなっており、白山吉野より山奥に当たるこの集落の積雪はそれ以上と考えられます。しかし、十分な雪降しがされていなかったのです。一人住まいの高齢者の家で雪降しができないことを責められるものではありません。
当時、この集落の家屋数24軒のうち、常住家屋は14軒、残りが空き家で常住者の多くは、高齢者で構成されていました。うち4軒は一人住まいの家でした。
過疎高齢化が進む白山麓の集落には、程度の違いはあるものの、このような問題を抱えているわけです。今年の雪は、その「平成18年豪雪」時の雪の量と比べ、まだ少ないのですが(図参照)、今後の雪の降り方が気になります。

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雪で倒壊した家屋
  


白山高山帯・亜高山帯での事業が植物に及ぼす影響とは?調査の概要
清水孝彰

1.調査目的
白山の高山帯(標高約2300m以上)、亜高山帯(標高1600~2300m程度)の中で、登山客が最も集中する室堂~南龍ヶ馬場にかけての「南斜面」では、登山客の踏み荒らしによる登山道の荒廃とその補修整備が繰り返されている他、「緑のダイヤモンド計画」による施設整備や、砂防新道への光ケーブル埋設工事が行われています。当会では、これらの事業の影響が植物にどれだけ出ているのかを定量的に把握するための調査を、2003年より行っています。

2.調査概要
●調査日 2009年8月15・16日
●調査ルート 
=で記した区間で調査を実施
15日 
別当出合-中飯場-別当覗=付替新登山道=甚之助=水平道分岐-水平道木道設置点=南龍ヶ馬場
16日 
南龍ヶ馬場-トンビ岩コース-室堂-弥陀ヶ原=砂防新道十二曲がり=水平道分岐-甚之助=光ケーブル沿いの道=別当覗-中飯場=別当出合
●調査者 当会の清水、山本の2名です。
●調査項目
①緑のダイヤモンド計画結果検証
・室堂センター前弥陀ヶ原側造成地の植生回復状況検証
②光ケーブル事業影響の評価
・砂防新道付替新登山道及び光ケーブル沿いの道(標高1780~1880m地点)、十二曲がり付近(標高1880m地点~黒ボコ岩)の登山道幅員の経年変化追跡
・黒ボコ岩~弥陀ヶ原の植生の経年変化追跡
③登山道状況と環境との関係把握
・水平道木道設置点の、木道周辺植生の経年変化追跡
④その他
・甚之助及び甚之助下部広場(標高1950m地点)の状況観察
・砂防新道付替新登山道(標高1300m付近)の状況観察

3.調査結果
今年重点的に調査を行った、砂防新道沿道の調査を報告します。

①砂防新道(標高1780~1880m地点)付替区間の状況変化
砂防新道の標高1780~1880mの間は旧登山道の付け替えが行われ、2007年8月から新登山道が供用されています。また、暫定的に2006~07年使われていた、光ケーブル沿いの道は現在は通行止めとなっています。当会では2007年より、新登山道5点、光ケーブル沿いの道3点の定点で登山道幅員等の継続調査を行っています。
新登山道では、昨年から今年にかけて2点で登山道の拡幅が見られました。1点は石畳を避けた脇の踏みつけ、もう1点は池に近いササが登山道開削の影響で枯れたことが原因です。光ケーブル沿いの道は、通行止めから2年経過し、植生回復により50~70cm程度道幅が縮小していました。山地帯(ダケカンバ帯)の植生回復力は高く、このペースが維持できれば、あと1~2年で道が歩けなくなる程度にまで回復すると考えられます。しかし、ムシロのある場所とその下方には裸地が広がっています。2008年の調査で、ムシロの上には雪が遅くまで残り、その下方で融雪水が土壌を浸食し、植生回復に悪影響を与えている状況を確認しています(写真1参照)。道が歩けなくなる前に、ムシロは早急に撤去する必要があります。

②砂防新道十二曲がり付近の拡幅安定化
光ケーブル埋設工事が行われた2003年より継続調査を行っている、砂防新道十二曲がり付近(標高1880m地点~黒ボコ岩)の定点10点について、今回も登山道幅員を調査しました。この調査は今回で7年目に当たりますが、登山道の拡幅タイプは表1の4タイプに分類できます。但し、従来拡幅が進行してきたタイプ1(地点No.8)及びタイプ3(地点No.9)を含め、今回は全地点で拡幅がほとんど見られませんでした。
亜高山帯(オオシラビソ帯)は、工事による植生への影響が7年程度続くことが、この調査でわかりました。南龍ヶ馬場のケビン造成工事後、植生が7年程度で回復していますが、ちょうど同じような時間スケールです。

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写真1 光ケーブル沿いの道の植生回復状況(上)、植生未回復裸地(中)、融雪水の浸食状況(下)

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表1 拡幅の4タイプ分類

③甚之助及び甚之助下部広場(標高1950m地点)の状況
甚之助避難小屋を、甚之助下部広場(標高1950m地点)に建て替える可能性があるため、その状況を調査しました。この計画は以前から存在し、当会では2005年に詳細な植生調査を行い、その結果を踏まえて甚之助(現在の位置)での建て替えを提案しています。その内容は次の通りです。
・裸地面積は甚之助の方が下部広場よりかなり大きい。
・上側斜面の植生は両者で大きく異なり、甚之助はダケカンバ林、下部広場は高茎草原となっている。高茎草原の方がダケカンバよりも工事による影響を受けやすい。
・下部広場周辺の植生・地形から、雪崩走路になっている可能性が考えられ、ここに小屋を建て替えることはリスクが大きい。ここに冬期に置かれた工事看板は雪の力で折れ曲がった。
植生は2005年当時と変化がないため、今回は両地点の裸地の広がり方を、写真に収めるのみとしました(写真2参照)。

④砂防新道付替新登山道(標高1300m付近)の状況
別当出合-中飯場間で、砂防新道を石段で付け替えた場所がありますが、事故が発生し今夏は供用されませんでした。写真3のように非常に急峻で、危険な状況にあるため、廃道も含め再検討の必要があると思います。

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写真2 甚之助(上)及び甚之助下部広場(下)の裸地の状況

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写真3 砂防新道付替新登山道の状況(上部終点より撮影)



山路きて カタクリ
運営委員 山田博子

真冬の2月に発行される会報にふさわしい花はさすがに少ないので、さてと、歳時記を紐解いて見つけたのはカタクリの花です。
 日洽(あまね)し 片栗の葉に 花に葉に  石井露月
露月氏は一体どんな俳人なのか、寡聞にして知りません。けれども、歌を詠む人の鋭い感性は、カタクリの特徴を見事に言い当てています。
花茎は長く伸び、花弁は強く反り返って、ひとところとして影を伴いません。葉もまた重なるところがない。たとえ、大群落を作っても、花は一つ一つが独立して自己主張し、私たちの目を惹きつける・・・。洽(あまね)く、早春の陽光を受けるカタクリの花を思い浮かべる冬のひと時、私が懐かしく思うのはやはり、舘裏山(441m)の彼らのことです。白山の自然を考える会の出発点、そう、原点ともいえる地にカタクリは今年もまた、いっぱいの陽を浴びて咲くことでしょう。葉に花に葉に、日洽(あまね)し・・・。



環境について考える25 2010年は「生物多様性年」
会員 三津野真澄

2010年は「生物多様性年」、そして10月には名古屋市で「生物多様性条約第10回締約国会議/カルタヘナ議定書第5回締約国会議(COP10/MOP5)」が開催されます。

生物多様性条約とカルタヘナ議定書とは?
自然を保護し、人間が地球上で安全に暮らしていくために自然をどのように利用していくか、その方向性を示した条約で、目的は3つです。
 ①生物多様性を保全する
 ②自然資源を取り尽くさず利用する
 ③自然の恩恵や利益をどの国もが受けられるようにする
この条約をうけて、2000年にコロンビアのカルタヘナで「カルタヘナ議定書」が作成され、具体的な方策や数値目標を定められました。
主な内容は、遺伝子組み換え作物の輸出入時に、輸出国は輸入国に対して通告し、輸入国はリスク評価を行って輸入の可否を決定するというもの。
日本は対応して、2003年に「カルタヘナ法」を、また2008年にはさらに発展させた「生物多様性基本法」を制定しました。

COP10に注目
今年開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)には、世界から192の国と地域が集まる予定です。そして2002年の第6回会議で採択された「2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」という『2010年目標』の達成状況の評価とその後の目標の設定が行われます。
さらに、生物多様性条約に関する今後の方向性を決め、国際的なルールづくりに関して議論される予定です。
国の内外から1万人近くが集まる会議の議長国は日本。参加各国が抱える事情にも配慮しながら、会議をリードすることが期待されています。

身近なところにも
現在、遺伝子組み換え作物が氾濫してきています。ナタネ、とうもろこし、そば、小麦‥‥。自然本来にない遺伝子をもたせたものなので、日本では栽培や輸入を厳しく規制していますが、どこからか漏れ出し、例えば遺伝子組み換えナタネは、10県で自生しているのが見つかりました。COP10ではこのような問題についても話し合われる予定です。
生物多様性の素晴らしさを認識し、自然環境や自然の恵みと私たち人間との関係を考え直すきっかけとなるCOP10。注目したいですね。

ロゴマークが決定しました
まずはCOP10会議のマーク。折り紙がモチーフで、なかなか素敵です。
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環境省によると、中央の人類と多様な生物との共生を表現しており、人間の親子は豊かな生物多様性を将来に引き継いでいこうという思いを表現しているそうです。また折り紙は日本の知恵と文化を象徴するものですね。
こちらは2010年生物多様性年のロゴマークです。
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なお生物多様性年のスローガンは、「Biodiversity is life. Biodiversity is our life.」(生物多様性、それはいのち。生物多様性、それは私達の暮らし)です。



カンパありがとう
森口喜康
家倉平八
崎田律子
戸水小夜子
中野順子
池本節子
小沢広和
山禄 晃
谷内洋子 明
中山美智子
大濃純子
長野幸二
浅野紀子
米野恭正
匿名希望 2名



みんなの声 私の声
「活動を がんばって下さい」小沢広和
「昨年、久しぶりに登り、素晴らしいご来迎と花々に出会うことができ感謝しています。」下崎英二・睦子



事務局短信
2009年
10月31日(土) 会報発送(4名)
11月 6日(金) 運営委員会(9名)
11月11~13日(水~金)国土交通省へ白山トンネルの要望書提出・国会議員と面会(2名)
11月14・15日(土、日)20周年記念1拍研修会(8名)
11月20日(金)民主党県連への白山トンネル建設反対要望書提出(2名)
11月29日(日)トラスト用地 積雪計測器設置(4名)
12月 4日(金)運営委員会(8名)
12月 8日(火)白山国立公園参加型管理運営体制検討調査業務に参加(1名)
12月10日(木)砂防新道視察(4名)
12月13日(日)トラスト用地作業等(4名)
12月14日(月)事務局会議(2名)
2010年
 1月 8日(金)運営委員会(8名)
 1月14日(木)県土木部に白山トンネル建設反対の要望書提出(4名)
 1月27日(水)会計監査(5名)



でかけてみませんか
■第21回総会
日時  3月14日(日) 午後1時30分
場所  生涯学習センター 3階 35号室
講演  新潟の環境事例あれこれ
講師  諸橋 潔 氏(新潟県自然環境・保全連絡協議会会長)

■早春の高尾山を歩こう
3月28日(日)
集合 午前7時30分 こども交流センター(旧中央児童会館)駐車場

■雑木林春の詩 パート21 
4月18日(日)
集合 午前8時 白山比咩神社 駐車場