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●白山トンネルに反対の声、続々と・・・

私たちは当初から白山トンネルの建設計画に一貫して反対の立場をとってきました。行政との話し合いや情報公開請求、署名活動やちらし配りなど様々な活動を通して皆さんに訴えかけてきたつもりです。しかし、まだまだその反対運動の裾野は広がってきているとは言えません。むしろこれから多くの皆さんにこの計画に対する反対の輪を広げていくために、会員・非会員の方を問わず、率直な反対の思いを文章にして頂くことにしました。今回は4名の方にお願いをしました。次回からは、皆さんの思いを掲載していきたいと思っています。投稿をお待ちしております。

○面積も絶対的経済資源も限りある地球で、世界が自然環境保全・復元を急務の実施課題とする現在、残り少ない日本の天然林の象徴でもあるブナの原生林が分布する白山の山並みに長大なトンネルをくりぬき、50キロメートルもの「小松白川連絡道路」をとの計画は、交通・観光・物流等のわずかなメリットを差し引いてなお、巨大な人類の「負の遺産」作りに貢献するのは明らかであり、足元を照らせば自然再生へのライフスタイルの変革にこそ智慧と汗を出す価値があると気づくはずだ。
(ナチュラリスト 上村 彰)

○アメリカ大陸にコロンブスがやって来る以前からそこに住むアメリカ・インディアン。
彼らは、走ることが祈りにつながるという。「母なる大地」と言って、大地に対する敬いの心を忘れない。元気に大地を踏みしめ駆けるその「どんどん!」という音を聞いて、母なる大地も健やかなる我々の生を喜ばれると。
同じく私たちの国「日本」の、国技は「相撲」。神に近い大きな体を持った者たちが、土地を清める塩をまいてしこを踏んで大地に感謝の心をささげる。
忘れてはならないものがある。守っていかなければならないものがある。守られてきたからこそ、私たちも守られてきた。
「白山」
この山の恩恵でつながって生きている私たち。トンネルを掘らないという選択は、母なる大地に感謝し、互いに敬いの心を持って生きるということ。どことどこが何分間短縮できるというちっぽけな価値観に揺るがされるわけには行かない。断じて白山トンネルの建設に反対します。
(みどりのテーブル運営委員 熊野盛夫)

○白山に道路が必要なの
開発が自然との調和や自然保護を前提に考えられるのなら、このような計画は立案されないのだろうと思う。アフリカのケニアでは大ナクル水道計画でフラミンゴが。ソンドゥ・
ミリューダム計画でマサイの聖地の滝が枯渇。今、ナイロビ道路交通網整備計画でスラム住民の人権問題や希少種植物に影響が。これ、全部ODA(政府開発援助)のお金。どこまでやっても、懲りないのかなあ。
(ハートいしかわ 須戸 哲)

○ある時一人でハクサンコザクラを見に行った、岩間へ抜ける途中ガスの中にその一群を見た。ある時砂防新道を登っているとざざざっと駆け上がる黒い物、まっすぐこちらを見つめるのはカモシカだった。美しく豊かな自然は微妙なバランスの上に成り立っている。動植物はその身を置ける場のみがあればいいのではない。もっと大きな生息域が必要なのだ。釧路湿原においては横断道路が植物の植生を変えさせ、通行するトラックに鳥たちがおびえている。同じ過ちをしてはならない。
(沼澤 千加)