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●白山の自然を考える会って何?

私たちの活動

白山は自然豊かな石川県の象徴です。他の名山と呼ばれる山に比較しても、まだ自然は残っていると言っていいでしょう。 しかしその自然にも危機が迫っています。 不必要な林道や工事用道路、今は少なくなったとはいえ、原生林の伐採や不適地への植林、防災に名を借りたダムや堰堤、集中登山による高山植生の破壊等、様々な問題を抱えています。
私たちの会はそれらの問題に対処し、白山の豊かな自然を護りながら、山麓の大規模な自然破壊を伴わないような活性化の道を探ることを目的とし、いくつかの専門部会を設け、活発に活動を続けています。

-白山の自然を考える会・専門部会-
動物植物部会、山岳部会、水系部会、文化地域振興部会、
林道部会、白山トンネル特別部会。


白山の自然を考える会 設立に当たっての「声明」文 1990年1月20日

NPO法人総会決議 2000年3月12日


白山の自然を考える会 設立に当たっての「声明」文 1990年1月20日

地球の危機を叫ばれている現在、私たち市民が持たなければならないのは、太陽系宇宙を見る抽象的視点ではない。
一人一人が誠実に自分の身辺を、具体的に見つめ直すことから出発すべきだろう。母なる自然とどう調和を保って行くかが、現在の私たちが当面する最も熱き課題だと思う。
その共通の合意から、今回、私たちは「白山の自然を考える会」を結成した。
構成各団体、各個人にはそれぞれの主張や信条がある。それらを無理に結合しようとは思わない。だが、石川県の豊かな自然の象徴である白山を、大切に守っていくことでは、血の通った結びつきを作り上げられるはずだと私たちは考える。
開発の美名をかりた自然破壊の中で、無意味な建設、有害な工事に関係する人々だけが金銭的な繁栄をむさぼり、他のすべての人々に荒廃を押しつけて来る在来のあり方は、もう止めようではないか。私たちはそう提言する。
私たちを育ててくれた自然の恩恵を、私たちの時代につかいきってしまう権利は誰にもない。
山を、川を、海を母の懐として、大切に守ってくれた先人に恥じないよう、次に来る者たちに渡してやるのが、私たちの人間としての義務ではないのだろうか。 
あの時代の人間がこんな惨状を招いたとの汚名は着たくない。彼らが大胆に行動して守ってくれたのだといわれる名誉を分かち合いたい。
そのために、私たちは叡智を傾け、勇気にみちた行動に踏み切ることを、ここに声明する。


NPO法人総会決議 2000年3月12日

白山の自然を考える会は、1999年11月にNPO法人(特定非営利活動法人)となりました。
2000年3月12日の総会は、法人格を取得してから初めての総会となり、白山トンネルとブナ伐採に反対する2つの決議が参加者全員の一致で採択されました。ここに全文を紹介します。

決議文

地域高規格道路「小松-白川連絡道」建設計画は、白山に10kmを超える長大なトンネルを掘るなど地域の自然に重大な影響を与える恐れがあり、また数千億といわれる建設費が見込まれ、国・地方合わせて600兆を超える膨大な債務を抱える財政の現実からも到底認めることのできない無駄な公共事業と言わざるをえない。よって当会は本道路計画に反対するものである。以上決議する。
白山山系の国有林で、未だにブナを伐採し続けていることは、自然保護の流れに逆行するもので容認しがたい。当会はブナの伐採の中止を強く求める。以上決議する。 
平成12年3月12日