2005年4月14日 運営委員 米山 豊
2005年度の予定
市ノ瀬別山道(チブリ尾根)登山道管理委託事業は、三年目を迎えました。この便りが届く頃には、県と契約を交わしていることと思います。
登山道管理委託事業は、チブリ尾根の登山道を整備、草刈りを含め、全面的に責任を負って管理する事業です。白山では17登山道がありますが、ここだけが民間(NPO法人白山の自然を考える会)に委託事業として任されています。
昨年の反省をふまえ、今年は以下の日程で行うこととしました。小雨決行です。
5月29日(日) 第一回巡検および整備
6月19日(日) 第二回巡検および整備
7月23日(土) 第三回巡検および整備、草刈り
24日(日) 〃
8月21日(日) 第四回巡検および整備
9月11日(日) 第五回巡検および整備、草刈り
10月16日(日) 第六回巡検および整備
7月、9月の巡検は草刈りもかねますので、一人でも多くの方の参加を募ります。保険、鎌、ヘルメット等はこちらで準備しますので、積極的に参加してください。多少ですが車提供の方には、後ほど委託費から交通費がでます。
なお、釈迦岳ブナ植樹地の下草刈りは、7月17日(日)に行います。
■ 参加者は事前に連絡( メール )ください。
■ 白山比咩神社駐車場に午前6時集合です。
私の思い
私は自然保護の活動は、ねばり強いものでなければならないと考えています。面倒な活動です。相手はこちらの主張を、数回の交渉で「はい、そうですね」とは受け止めてくれません。相手に「はい、そうですね」と、納得させる活動が必要なのだと思います。
主張を認めてもらうためには、その会が何を目的にして活動をしているのかを明確にしていることと、日々その会がどのようにして自然と向き合っているのかを見せていかなければならないのでしょう。
「私たちはただ反対しているのではありません。私たちと自然との関わりを見てください。私たちは汗も流しています。苦労もしています。時間もかけています。」そんな姿を見せなければいけないのだと、思います。四苦八苦している姿が、相手に話を聞いてやるかなとの、姿勢を生み出すのです。
私たちの会員の多くは、山麓にすんでいるわけではありません。農業や林業あるいは漁業といった自然を相手にし、日々の糧をえているわけでもありません。それだからこそ、残る何かを見せ続けなければ、信用してもらえないのだと考えています。
ブナ植樹等と草刈りの活動は、「白山の自然を考える会」のささやかですが、自然相手のそのような活動の一つです。
巡検や草刈りは、自然保護を大上段に掲げる活動では決してありませんが、見えてくることはたくさんあります。植物は、動物は、鳥は、生態系は・・・、 関わる一人一人が五感で感じる活動でもあります。
また、会はいつも元気ではありません。時には停滞もしますし、人と人が運営しているのですから、一枚岩なんてことがあるはずもなく、意見の相違もでてきます。そんなときでも続けなければならない活動はあります。その活動があって、時には停滞していてもまた元気になっていくのだと思います。
私は、ブナ植樹や下草刈り、それに草刈りの活動を「白山の自然を考える会」のそんな活動の一つとも見ています。
みなさん、煩わしい活動に、粘りの必要な活動に、面倒な活動に、関わってみてください。得るものは、きっとあります。